経営科学 産業廃棄物処理における業者ブランド:廃棄物処理が創り出す価値(2) 産業廃棄物処理業の成立の経緯と現状 この章では,産業廃棄物処理業の現状について,制度的枠組み・流通構造・競争戦略などの視点から概観する。特に,産業廃棄物処理サービスでは,カネとモノの流れの関係が通常の物財の取引のそれとは逆であるので,注意が... 2025.04.15 経営科学
経営科学 産業廃棄物処理における業者ブランド : 廃棄物処理が創り出す価値(1) 緒論廃棄物とは廃棄物とは,人間の活動に伴って発生するモノのうち,人間が不要とするモノである。人類が道具を持たず,定住社会を持たない時代にあっては,廃棄物にあたるものは人間自身の排泄物,或いは木の実の殻や動物の骨といった食物のかすに過ぎなかっ... 2025.04.04 経営科学
経営科学 産業廃棄物処理における業者ブランド : 廃棄物処理が創り出す価値(0) 連載開始にあたって筆者は,これまでの仕事人生の大部分を廃棄物および廃棄物処理に関することに充ててきました。そうした廃棄物人生の中間まとめとして,いまから十数年前に行った研究の結果をここに掲載することとしました。なお,論文の量が一度の掲載とす... 2025.04.03 経営科学
健康科学 【おっぱいは誰のもの?ー乳児栄養法の変遷⑧】江戸時代~現代ーまとめー 「おっぱいは誰のもの?」の連載目的は、現代において母が子に母乳を与えることを望みながらも、実現しにくい現状の問題解決の糸口を探ることであった。先行研究では授乳という行為が生みの母の思いとは別に文化的要因に大きく作用されることが示されていた。... 2025.03.28 健康科学食と栄養こぼれ話
健康科学 【おっぱいは誰のもの?ー乳児栄養法の変遷⑦】母乳は乳児の生命を保証し、新しい生命の生涯にわたる健康づくりの第一歩 平成から令和(令和5年頃まで~2023年:現代)ダイオキシンなどの母乳汚染問題が落ち着き、母乳栄養児が増え始めた。それには日本の母子保健対策の影響も大きく母乳育児に関する出産施設での支援状況も向上したためとされる(楠田 2020)。しかしそ... 2025.03.23 健康科学食と栄養こぼれ話
健康科学 【おっぱいは誰のもの?ー乳児栄養法の変遷⑥:昭和後期~平成元年頃】母乳の良さが認められるようになった時代 科学の進歩により、育児用ミルクの質が上がった反面、母乳の分析も進み感染抑制作用等が発見され母乳の良さも認められるようになった時代昭和後期から平成(平成元年頃まで~1989年:現代)経済状況が好転し、食糧が豊富になり、1960年代以降には小児... 2025.03.17 健康科学食と栄養こぼれ話
健康科学 【おっぱいは誰のもの?ー乳児栄養法の変遷⑤:戦後~1950年代】人工栄養の利用が増加した時代 ~終戦後1953年までは母乳栄養は70%以上であったが、その後人工栄養の利用が増加し母乳栄養は50%程度に落ち込んだ戦後(昭和34年頃まで~1950年代:現代)終戦直後、国民すべての命を保証するほどの食料はなかった。1946年において配給か... 2025.03.10 健康科学未分類食と栄養こぼれ話
健康科学 【おっぱいは誰のもの?―乳児栄養法の変遷④】戦時体制下(昭和24年頃まで~1940年代:近代)~おっぱいは牛からもらえなくなった 戦時体制下(昭和24年頃まで~1940年代:近代)時代背景1937年に日清戦争がはじまり、1941年には第二次世界大戦へと進んでいった。戦時中は食糧事情が悪化したことは知られており乳汁分泌量への悪影響が懸念されるが、戦争下によるデータの欠損... 2024.07.09 健康科学未分類食と栄養こぼれ話
健康科学 【おっぱいは誰のもの?―乳児栄養法の変遷③】昭和前期(昭和15年頃まで~1930年代:近代)~おっぱいはヒトと牛から 乳汁栄養法は主に母乳であった。この時代になると人工栄養(代用栄養品)の種類も増えてきた(図1)。しかし、新生児には母乳を与えるのが原則で、不足しているときには貰い乳が勧められている。図1.昭和時代(Ⅰ期:昭和2年~15年頃:1927~194... 2024.07.02 健康科学食と栄養こぼれ話
健康科学 【おっぱいは誰のもの?―乳児栄養法の変遷②】 明治時代から大正時代~おっぱいは近代化の波にのったか 明治時代から大正時代(近代)~おっぱいは近代化の波にのったか明治時代になると近代化に伴い、授乳に関する考え方は大きく変化していった1)この頃になると初乳が肯定的に評価され、胎毒説①が力を失うことで、母と子が初めから乳で結ばれることが「自然な... 2024.06.26 健康科学食と栄養こぼれ話