Nutrition in the First 1,000days
[人生最初の1000日の栄養:Nutrition in the First 1,000days]運動が
世界で普及しつつありますので、ご存知の方も多いことでしょう。
この運動は、胎児期から2歳の誕生日までをプラスした
1000日の栄養改善の重要性を示したものです。
世界での5歳未満児の死亡原因のうち、45%は栄養不良に関連しています。
また栄養不良による子どもの発育阻害は、
その後の人生における
非感染性疾患(生活習慣病)の発症と
成人後の労働生産性の低下に
関連することがわかってきました。
さらに妊婦が低栄養であると、
胎児が低栄養に暴露され
低出生体重の危険が増大します。
低出生体重児は
成人後の肥満や
非感染症疾患(生活習慣病)の発症を助長することから、
出産可能年齢の女性における低栄養は、
次世代の一生にわたる健康にも影響を与えることになります。
人生最初の1000日の栄養はとても大切ですね。
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「人生で一番大事な最初 の1000日の食事」(ダイヤモンド社)
日本語版監修しました。
→https://www.diamond.co.jp/book/9784478105153.html
英語版は下記
→Baby Food Matters: What science says about how to give your child healthy eating habits for life (English Edition) Kindle版
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